一期一会
二度と催すことができない唯一無二の瞬間だから
自分たちにできる最高の力と知恵を振り絞る。
これによって生まれる感動がお客様の笑顔につながり、
私たちの動力になっていく。
BPの演出はこのようなサイクルから生まれています。
私は現在、ウェディングの演出プランナーを担当しています。新郎新婦様とともに、音響・照明・映像などの演出について細やかな打ち合せを行いながら、式当日を迎えるまでの準備を行います。お客様のあらゆるニーズにお応えするためには、シーンごとのBGM選びからライティングのタイミングまで、何度も詳細に打ち合わせを行いながら、現場のオペレーターと確認を進めていきます。綿密なプランニングが必要なため大変な面ももちろんありますが、ゲストやご親族を楽しませたいという想いにご協力するのですから、こんなに素敵な仕事はありません。
また、ゲストの想像以上の演出を実現できた一瞬や、新郎新婦様から感謝のお言葉やサンクスレターをいただけるときなどは、言葉ではあらわせないほどにうれしいもの。自分がしあわせの連鎖の中で協力できていること、そこで自分が必要とされていることが、すべてのやりがいにつながっていると思います。
学生時代からウェディングプランナーを目指していましたが、音響に興味を持ったことがきっかけで、ホテル演出のプロとして歴史のあるバンケット・プランニングへ入社しました。入社後約3年間、現場のオペレーターを経験し現在のプランナー職へ。みずから手を動かしていたオペレーター時代と違い、プランナーになったばかりの頃は、光や音のタイミングなど、なかなか自分がイメージしたように行かないジレンマもありました。
それを解決したのは、「話すこと」でした。オペーレーターには演出への詳細な指示を行うだけではなく、宴会が終わった後に、お客様からいただいた感謝の言葉や意見などは必ず伝えるようにしています。そうすることでチーム全体のモチベーションも上がり、お互いの絆も深まるのです。お客様やスタッフ同士でしあわせな気持ちを共有することは、より良い演出づくりのために欠かせません。真のおもてなしの心はしあわせから生まれるものであり、そのおもてなしの心こそが、「演出」なのではないでしょうか。
バンケット・プランニングには、きらきらした好奇心のある「おもしろい人」がたくさんいます。いろいろな人との出会いを、人生の財産へと変えてくれる素敵な職場です。どうぞここで、新しい風を吹かせてください。